先日読んだ本の巻末に
成功は『運』のおかげ、失敗は自分のせい
・・・とありました。
このような話はたくさんありまして
松下幸之助翁も、ご自身の事を運がいいと
おっしゃっております。
また、私の周りで成功している人は決まって
『運がいい』と、おっしゃってます。
以下は松下幸之助翁のお言葉です。
運がいいと思えば運がよくなる
悪いと思えば悪くなる
運がいいとか悪いとか、本来そういうことはなく
本人がどう思うかである
けっして失敗を運やツキ、他人のせいにしてはならない
そして成功は自分の力量とうぬぼれないこと
私は・・・もちろん運は最高です♪
2011年05月24日
運がいい
2011年05月23日
第3回NWP開催
現在取り組んでいる、全く新しいビジネスプランの創出。
本日はセッション3回目。
アドバイザーの小泉氏
コーディネーターの玉石氏
コンサルタントの坂野氏
ニイガタ 牧野・森田・浅野
そして、私はオブザーバー的スタンス。
このメンバーで、積極的な議論が展開されます。

じかんと共に・・・だんだん見えてきた・・・と思いきや
なんだか、わからなくなって迷宮に・・・・
そこで休憩
休憩時間は贅沢にもプロギタリストでもある
坂野氏のミニコンサート
他のメンバーも3階に呼んで
皆・・・つかの間・・・音楽に酔いしれる

坂野氏のまるで、別の生き物の様な指使いに
私の目は釘付けになりました。
至宝の2曲
1.上を向いて歩こう 渡辺香津美ver
2.アルハンブラ宮殿の想い出

素晴らしい演奏…ありがとうございました!
一粒で何度も美味しい NWP♪
2011年05月22日
会社の参観日
本日は会社の参観日。
(これはご希望があったので臨時開催
このようなお申し出は嬉しくいつでもよろこんで!)
新人杣のお母さまが会社にお見えになりました。
岩手より・・・とてもありがたい事です。
色々な話の中で、お母さまはご縁あって
竹炭にて陸前高田の復興支援のお手伝いを
されるとの事。

そしてこれは、お母さまがつくられた竹炭を
利用された置物・・・他にもいろいろ頂きました。
竹炭製造は陸前高田の地場産業との事。
しかし、今回の津波で大打撃を受けている。
竹炭が切り口の復興は、今始まったばかり。
私はその高い志に感銘を受けました。
当社がご協力出来る事を模索いたします。
皆様も、何か思いついたら是非ご一報ください!

もう一つ貴重なものを頂戴いたしました。
やはり陸前高田の焼酎です。
津波で、この蔵元の工場は流されてしまいました。
これを頂くのは、もっと先の一区切りついたとき。
それまで大切に保管しておきます。
本日は、高い志に触れさせていただき
こちらこそ勉強になりました・・・
とても素晴らしい有意義な参観日でした。
出逢いに感謝!
追伸
しっかりお育ていただいた金の卵は
ニイガタにてしっかりお預かりし、育て
世の為人の為の人財として活躍していただきます。
2011年05月21日
2011年05月20日
2011年05月19日
2011年05月18日
実践的マーケティング
横浜で開講している講座の第2回目。
ご縁を頂いて、参加しております。
テーマは『実践的マーケティングの研究』
そう・・・中小企業が弱い部分の一つ。
そもそも・・・マーケティングってなに?
基礎から学び、自社のブランド構築へと移行する。
これって、今我が社が取り組んでいる
強み引き出し、ニイガタ新ビジネスモデルプロジェクト
HPリニューアルなどと、ものの見事にリンクしている。
出逢うべきときに・・・出逢う人、モノ、事と出逢う。
そして、チャンスと捕らえるのかはその人の感性次第。
実感しております。
幸運の女神に、後ろ髪は無いのですよ。
明日の関西出張も、そんな理由♪
2011年05月17日
2011年05月16日
2011年05月15日
日曜大学

三部構成の内容です。
第一部 分科会
4分科会の内、私が選んだのは
『元気な中小企業〜その秘訣は?』
講師は
経済産業省関東経済産業局産業振興課長
渡辺 豊氏
事例をあげての講義、説得力有り。
まとめとして・・・元気な中小企業とは?
・経営理念を明確にして、実践浸透している
・社員重視の多種多様な動機づけを実施して
自立、創造できる人づくりに熱心
・経営者自らが『経営者力』向上に
切磋琢磨している
・経営者が気づきを得るための人脈
ネットワークを構築しつづけている
そして最後に・・・・
『元気な経営者の周りには、元気な人、企業が集まる』
素晴らしい講義でした♪
第二部 パネルディスカッション
テーマ
『大震災がもたらした戦後最大の国難をどう乗り越えるか?』
〜中小企業対策と中小企業の貢献を問う〜
パネラー
桜井充 財務副大臣
中山義活 経済産業大臣政務官
林芳正 自由民主党政審会長代理
山口義行 立教大学教授
話題は、中小企業の被災状況から
政局にいたるまで、2時間の充実したディスカッション。
私が感動したのは、今回出席された政治家の方々
政党を飛び越えて国を想う熱い気持ち。
言葉の端々に、質問の受け答えに伝わってまいりました。
また、全国から集まった中小企業経営者の厳しい質問にも
丁寧にお答えいただく誠実さ、そして知識能力。
素晴らしいディスカッションでした。
政治家の条件
『知・徳・体』
経営者も同じですね。
第三部
ハリーポッターの大食堂にをイメージさせる
立教大学第一食堂で開催です。

政治家のお三方も最後までご参加いただきました。
中小企業経営者交えた合計450人の大パーティ。
ここでも素晴らしい方々との出会いたくさん。
充実の日曜大学でした♪
2011年05月14日
快適の基準
天気にも恵まれて、素晴らしいゴルフ日和。
ゴルフ場はジュンクラッシックカントリークラブ

あのアパレルメーカーの『JUN』が
1975年に理想なるゴルフスタイルを追求して
つくったゴルフ場なのです。
それが、36年前の話。
いわゆる豪華絢爛なゴルフ場ではありません。
施設も旧くなってきております。
だけどね、細かい気遣い心配り。
要所要所大切なポイントは、しっかり整備清掃されている。
これがね、宿泊ロッジ、風呂、もちろんコース他随所に
顕われているんです。
でも、見た目の豪華さ
表面的な快適さを理想とする人には
理解されないかも・・・・
いいな・・・こんなの・・・って思えるんです。
ニイガタもお客様に対して、こんな存在でありたいな・・・
なんて思ったりしながらプレーしております。
服のブランドで
男=ジュンにたいして、その恋人の『ロぺ』

そんなコンセプトでつくられた
『ロぺ倶楽部』
こちらも素晴らしいゴルフ場で、やはり大好きです♪
2011年05月13日
2011年05月12日
2011年05月11日
マカセル
「まかせるよ!」・・・私が自覚している口癖の一つ。
だけど本当に任せているのか?
これが最近の私のテーマ。
月2回の全社的取り組みの、『強み引出し』でも
コーチの三井氏に言われている。
私 「三井さん、私は何をやればいいの?」
三井氏 「ボーっとして、見てるだけ・・・」
暇になって、会社の将来を考えていればいい・・・とおっしゃる。
自分で言うのもなんですが・・・
私、良く気が付くんです。
そして色々見えるんです。
そうすると、体が動いてしまうんです。
それなのに、気付かないふり
行動を途中で止めて、任せる。
これがね、ほんとに辛いんです。
経営において『10人の壁』と、いうものがあります。
全事業所中10人を超えてる会社は27%
10人を超えるか否かが、次のステージに進む
メルクマールになっているという説。
10人を超えると、その先に飛躍する可能性と
倒産する危険性も同時に高まるとの事。
なぜならば、会社が一人歩きを始めると同時に
社長の目が行き届かなくなるから・・・らしい。
我がは
9年前が3名
7年前が4名
4年前が5名
そして現在12名
今が、タイミング&正念場
私の志事を任せるべき者も育ちつつある。
あとは、任せられるか否か・・・私の器次第。
2011年05月10日
2011年05月09日
2011年05月08日
2011年05月07日
2011年05月06日
2011年05月05日
GW最終日
往路とうって変わって、スイスイの高速道路。
南町田の弟宅へお土産を届け
その足でライト(柴犬)引き取り
帰宅、片付け、そして会社へ
早めの夕食後は、浜松で入手した
『ラフロイグ クォーターカスク』をいただく。

小樽で熟成させるのがポイントのこのお酒
(単位当たりの接触面積が増えて、良い効果を生むとの事)
まずは初めてという事で、テイスティング。
なるほど・・・噂通りの強い甘みと、煙臭。
バランス的には、いつもの10年物が好きですが
必ずこいつにバッチリの飲み方があるはず。
試行錯誤は今週末の宿題。
お陰様で最高のGWでした♪
2011年05月04日
GW2日目
朝7:30浜松市内出発。
一路相良海岸まで(御前崎に程近い場所)
こちらのお茶農家で、お茶摘みをさせていただきました。
こちらにお伺いしたのは、もう十数年ぶりの事。
9時について、早速お茶畑に。

天ぷら用に、お茶の新芽を摘みます。
基本は一枝二葉・・・だけど三葉になってしまう。
やはりよくばりだね。
そして、茶畑にて天ぷらにしてもらい
その場で食す・・・何とも美味にて贅沢。
ビールが欲しいが運転があるのでがまんがまん。
お次は、お茶揉み・・・これがね・・・技術がいるのです。
そして力もいる志事・・・汗まみれになりながらのお茶づくり。

そしてその一部を石臼で抹茶にします。
これも根気のいる志事・・・

出来た新茶、抹茶他お土産をたくさん頂戴し
お茶三昧・・・愉快で美味しい体験でした。
手にね・・・新茶の香りがしみこんで
洗っても、洗ってもいい香りなのです。
その後は、近くの海でひと遊び。

昼食をたらふく頂戴したあとは、浜松へ
なぜならテニスコートを予約していたから。
約5分遅れで、テニスクラブに到着。

一時間余り汗をながして、本日の全行程終了。
そのあとのビールの美味い事♪
2011年05月03日
2011年05月02日
2011年05月01日
2011年04月30日
自由闊達
第13回を数えました。
講師は、浅野と杣
まずは浅野から
彼が一年間通った『ものづくり責任者育成塾』
の研修報告。

一年間よく頑張りました。
これからは、学んだことをしっかり社内に落として頂戴。
そして、頂戴したご縁を大切に・・・・
お次は新入社員の杣(そま)
彼が先日出席した、中小企業家同友会主催の
『新人研修』の報告と、内容の共有。

挨拶、名刺の交換etc・・・etc・・・
我々も忘れていること沢山・・・
初心に戻り、勉強になりました。
こころに残った言葉があります。
「マナーとは、相手が居心地よく感じる所作」
いいネ・・・この言葉。
やはり、ご縁を大切にして頂戴。
会社は違えど同期だからね。
塾の終了後・・・立て続けに
リーダー会議をはじめておりました。

活発なる意見交換・・・思わず耳がそちらに
向いてしまいます。
私も意見を言いたい・・・はまりたい!
だけど今の私の課題は、メンバーにすべてを任せ
ボーっとしている事。
実はね・・・これがほんとに辛いのです。
だけど、それを乗り越えないと理想の会社が創れません。
なるべく見ないように・・・さて、そろそろ出掛けようかな♪
2011年04月29日
2011年04月28日
台風姉妹
一体何が?
明日の株式会社様の村尾社長と村尾ディレクターです。

本日はHPリニューアルの為の取材&ブレスト。
噂の美人姉妹のお二人
我が社に入り込むなり、いきなり写真を撮りまくる。
きゃーきゃー言いながら、何かに集中して撮りまくり
暫くしたら、それに飽きて・・・次なるターゲットへ。
やがては有無を言わさず、全員を工場に召集。
メンバー一同、状況を理解せぬまま全体撮影。
その後3階に移動して全体撮影。
そんな勢いでブレストまでまっしぐら。
それから懇親飲み会も、絶好調のハイテンション。
明日の株式会社様は、単なるWEB制作の
会社ではありません。
その会社に深く入り込み、強みの引き出しから
販促の仕組みづくりを一丸となり取り組んで
いただける、頼もしい会社。
メンバー全員、一筋縄じゃいかないエッジの効いた
女性ばかりの会社。
我が社は愉快な会社だと自負しておりますが
明日の様も相当に愉快にやっている会社です。
愉快な会社と愉快なメンバー・・・
これらが融合したら、ものすごく愉快な事が起こるハズ。
今までよりもっと、明日が楽しみになりました♪
2011年04月27日
2011年04月26日
2011年04月25日
ニイガタ飛躍プロジェクト。
ビジネス可能性評価のフォローコンサルティング
第2回目です。
センターの玉石氏、コンサルの坂野氏をお迎えして
ニイガタメンバー3人と共に3時間のセッション。

会社の目に見えない資産は3つ
1)人的資産(その人が会社を辞めたら無くなるもの)
2)構造資産
(人が辞めても、会社に残るもの・・・特許・知財もこの一部)
3)関係資産(会社独自の信頼関係によるもの・・・ネットワーク)
これをテーマに6人でブレスト。
なんか・・・凄いものが見えてきた!
反省点・・・私がちょっとしゃべりすぎ・・・
メンバーに任せるつもりがね・・・
ついつい熱くなっちまうんですよ♪
明後日のミーティングは、充分に気を付けます。
2011年04月24日
2011年04月23日
2011年04月22日
2011年04月21日
2011年04月20日
2011年04月19日
社長の志事とは?
今回のクールも、素晴らしい気付きをたくさん
たくさん頂戴いたしました。
今週末は仕上げの合宿。
経営者の想いの結晶である
経営理念が産声を上げる瞬間に立ち会える贅沢。
とても楽しみな週末です♪
話は変わって・・・・
経営者仲間数人から質問を受けました。
社長の志事ってなんですか?
社長が社員と一緒に現場に入り
手を動かして、額に汗して働く
営業社員と同レベルの営業をする
日々のマネジメントをする
資金繰りと集金に奔走する
etc・・・etc・・・
確かに中小企業にはこんな社長が多い。
そして時として、それは見た目美しい。
社員も社長頑張ってるな!
・・・・と思うかもしれないし
自分も働いている実感があるかもしれない。
だけどね、それらは経営ではないのです。
それをやってちゃ経営者不在の会社。
いい時はいいけど、風の向くまま・・・その場限り。
私も、どちらかというと前述に陥りそうなタイプ。
だから余計に社長の志事ってなに?
と・・・いつも自分自身に問いかけております。
あえてレベルを問わずに書きますが
・理念や想いを熱く語る事
・経営方針の打ちだし
・経営戦略の立案
・人材育成
・TOP営業(お客様の事を想う)
・人脈づくり
・社員とその家族の事を想う
・会社の価値をあげる
・社会動向を勉強する
・未来の事を考える
これが今の私の社長業なのです。
(実際はもっと色々ありますが・・・)
そして、やはり決断すること。
それにはですね
常に内も外も鵜の目鷹の目で見て
色々な人に触れて
(ダイヤはダイヤで、人は人によってしか磨かれませんね)
勉強をして自分を高め続け
リスクも勘案しつつもあくまでも前向きに生きる事
大事ですね・・・私はまだまだ発展途上ですがね♪
2011年04月18日
心より感謝いたします!
お陰様で、やりくり諸々含め実質的な経常利益率6%
目標値と比べるとまだまだですが、良い結果だったと
納得しております。
これも、お客様、メンバー、社外メンバー、ニイガタに
かかわるすべての方々のお陰様。
そして、本年度・・・これがまた楽しみ。
・新ビジネスモデルへの進化へ向けての取組み
・社員一丸となるための、月2回の研修
・販促・広告宣伝の次ステージへの進化
・財務・経理の見直しと仕組みづくり
・関西圏への営業所設置
・県内第二工場および新潟工場の模索検討
・私の権限譲渡
・他たくさんの仕掛け
まだまだたくさんの種をまいてるんですよ。
そして、すこしづつ芽が出始めてる。
来年から、少しづつ花が咲いてまいります。
そしたら、お客様へもっとお役に立てることの
ご提供が可能となります。
お陰様と感謝の連鎖でメンバーも
もっと楽しく幸せになりますよ。
その道筋を描いた、新経営指針をただ今作成中。
感謝のエキスをたっぷり注入した30年計画。
もうすぐリリース♪
2011年04月17日
2011年04月16日
2011年04月15日
正確な情報とは
いつも拝読しております大前研一さんのメルマガ
皆様と共有したく転記いたします。
(なお、この転記は許可を頂いております)
▼放射線の危険性について、過剰反応しないこと
-------------------------------------------------------------------
福島第1原子力発電所事故で、気象庁は5日、
国際原子力機関(IAEA)の要請に基づいて
同庁が作成した放射性物質の拡散予測を
ホームページ上 に公表しました。
気象庁の拡散予測は、「1ベクレルの
放射性ヨウ素131が標高20-500メートルの
高度で72時間放出された」という条件に基づ
気象情報などを加味して割り出されたものとのことです。
放射性物質の拡散状況を見ると、
浪江町や飯舘村は非常に危険なレベルに
あると言わざるを得ないと思います。
今回の拡散状況で特徴的なのは、放射性物質が
一様に円形に広がっておらず、まるでブーメラン
のような形で広がっている点にあります。
これは放射線の大きな特徴で、風の影響を強く受けた結果です。
放射性物質が放出された際、強い風がどちらから吹いていたのか
それが拡散する範囲を決定します。
福島第1原発から直近の地域では、約1000ミリシーベルトの
放射線量が蓄積していくという、非常に危険なレベルです。
その1つ外側の地域では約500ミリシーベルトの
放射線量と測定されています。
このレベルでも、大騒ぎするほどではありませんが、
念のために避難勧告を出すべきだと思います。
先日私は福島第1原発から半径30km圏内の住人に対しては、
一週間くらい帰宅しても平気なので、そのように伝えてあげるべき
だと述べましたが、放射線量が減る見通しも立たない今の状況を
見ていると、少々厳しくなって きたと感じます。
ただし大げさに捉えるのではなく、放射線量の危険性について
客観的な事実を把握しておくことも大切だと思います。
先に避難勧告を出すべきだと言った500ミリシーベルトの
放射線量とは、1年間外で放射線を浴び続けたとして、
それを原因として発がんする確率がたとえて言えば、
「1万人に1人」から「1万人に2人」になるというレベルです。
おそらく毎日2箱〜3箱喫煙する場合の方が、
よほど肺がんになる確率は高いでしょう。
このような事実を私たちが認識しているという前提で「どうしても
帰宅したい人は、自分でリスクを知った上で自主的に行動してください」
という米国型の方法もありかもしれません。
-------------------------------------------------------------------
▼ 日本政府の情報の伝え方が、外国人の誤解を招いている
-------------------------------------------------------------------
枝野官房長官は4日、県単位で実施してきた農産物の
出荷制限を改める方針を明らかにしました。
市町村や各県の地域ごとに設定、解除できるようにするとのことです。
また、政府は8日、水田の土壌で、放射性セシウムの検出値が1キロ・
グラム当たり5000ベクレルを超えると、コメの作付けを制限する
方針を明らかにしました。
県単位から市町村単位への変更に基本的に賛成ですが、
農産物の出荷制限は「県単位ではなくできればロット単位で」
というのが私の以前からの提言です。
もう一歩踏み込んで欲しいところです。
その上で「水洗い」する効果をもっときちんと伝えるべきです。
「このくらいの数値なら、水洗いでここまで落ちる」という基準を示して
くれれば、国民としても「安心して食べられる」心境になるでしょう。
この後の展開として予想されるのは、放射線が地中の
農作物に影響を 与え始めるということです。
まずほうれん草などの葉っぱに付着したものが
問題となったわけですが、今後は「たまねぎ・じゃがいも・ごぼう」
などへ連鎖していきます。
この流れは自明です。
ゆえに仮に「じゃがいもから放射性物質を検出」というニュースが
流れても、一喜一憂せずに冷静に対処することが大切です。
実際問題としては、地中にある茎が放射線に汚染された場合
葉っぱ類とは違い、水洗いしても効果はありません。
その時の対処は改めて考える必要がありますが、
過剰に反応するのは避けたいところです。
また稲の作付けを制限する方針とのことですが、
この適用範囲を福島県全体とするなら、
これは過剰反応だと私は思います。
国内が混乱しているだけでなく、海外でも放射性物質の
流出について誤解され、日本製品に対する警戒が広がっています。
インド政府は5日、福島第1原発事故に伴う放射性物質の
影響を考慮し、日本からの食品輸入を3カ月間、全面的に
禁止するとのことでしたが、 8日にはまだ決定を下して
いないと発表しました。
一方で欧州連合(EU)加盟27か国は8日
日本からの輸入食品の放射性物質検査で、EUよりも
厳しい日本の暫定規制値を採用し、検査を強化することを決めています。
これら諸外国の一見厳しく思える対応については、
日本政府に責任があると私は感じます。
日本政府がもっと明確に指標を示していれば、
このような事態はさけられたでしょう。
「この地域までの農作物の出荷を禁止する」
「外国に輸出されているものは、こういうルートで
出荷しているものだから安全だ」というような情報公開です。
日本政府からの抗議を受けて、インドは一度決定した
食品輸入の全面禁止を「検討中」という段階に戻しました。
これはインドにしても、情報が不足しているために
「絶対的な自信」がないのだと思います。
やはり日本の情報公開に問題があるということです。
また「情報の伝え方」も誤解や過剰反応を生む
原因になっています。
今回の震災を「東日本」大震災と伝えていますが、
このように伝えられれば外国からすると
「日本の半分はダメなのか」となってしまいます。
阪神淡路大震災では敢えて「淡路」を付け加え、
激甚災害の大きさを強調するという手法を採用しました。
今回もそれに倣ったのでしょうが、国内政治的に良くても
外交としては失敗です。
米国で言えば「東日本=東海岸(EAST COAST)」
というレベルですから、誤解を招くのも当然です。
日本政府の「伝え方」に問題があるために、
外国人を不必要に不安な気持ちにさせています。
現時点で言えば東京の放射線量は全く問題ないレベルですが、
それでも外国人はきれいサッパリ東京から居なくなりました。
お陰で外国人向けのホテルは閑古鳥が鳴き、
日本行きの飛行機もガラガラといった状況です。
被害範囲をきちんと限定して説明し、危険な地域・安全な地域を明確
にしないとこの状況はずっと続いてしまうでしょう。
さらには自粛ムードが手伝って、日本に訪れた外国人からすれば
「イベントもほとんどが中止になって日本全体が暗くなっている、
やっぱりひどい状況だ」という印象を持ってしまうのは当然です。
地震によって大ダメージを受けた今、経済もコケたら目も当てられま
せん。政府は情報を正しく公開すること、そして誤解を与えないよう
に伝える方法について、もう1度考えてもらいたいと思います。
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大前研一「ニュースの視点メールマガジン」より転載
http://www.ohmae.biz/koblog/
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